建設業は資格が有利!おすすめの資格5選とメリットをご紹介
建設業界について知りたい方のなかには、「建築業界に憧れるけど、資格は必要?」「資格取得でどんなメリットがある?」など、疑問に思っている方もいるでしょう。
そこで今回は、建築業で資格を持つメリットやおすすめの資格をご紹介します。
建築業と資格について知りたい方は、本記事を参考にしてください。
建設業の資格取得はメリットが多い
建設業では、資格を取得するとさまざまな利点があります。
資格を取得した際の建設業でのメリットは、主に以下のとおりです。
・スキルの証明ができる
・活躍の幅が広がる
・キャリアアップにつながる
・自信がつく
スキルの証明ができる
専門的な資格の取得は、技術や能力の証明につながります。
資格を取得する際は、専門的な知識が必要です。
合格はスキルがあると照明できるため、信頼感や安心感のある人と評価されます。
上司やクライアントから尊敬されるなど、仕事に対し良い評価を得られるでしょう。
仕事の幅が広がる
資格の取得は、多くの信頼を得られます。
資格保持者しか担当できない仕事を任せてもらえるなど、会社内や現場での活躍の機会が増えるでしょう。
努力した分、得られる達成感もあり、仕事のやりがいや楽しさを感じられます。
キャリアアップにつながる
資格保持者は資格を持たない人に比べ、給料が上がったり昇進できたりと嬉しいことがたくさん。
キャリアアップによって、自分の納得のいく職場環境で働けるようになるなどモチベーションも上がります。
自信がつく
資格を取った達成感や会社からの評価を得られ、自信がつくのも嬉しいポイントです。
実務を進める際、説得力が増すので顧客からの信頼も熱く仕事にやりがいを感じられるでしょう。
おすすめの資格
建設業に携わる上で取得すると有利な資格は、主に以下のとおりです。
・建築士
・建築設備士
・電気工事士
・1級建築施工管理技士
・インテリアコーディネーター
建築士
建築士は、担当できる仕事内容により3つの種類に分かれます。
主な建築士の種類と仕事内容は、以下のとおりです。
種類 | 担当可能な仕事内容 |
1級建築士 | 全ての構造や規模、用途の建造物 |
2級建築士 | 比較的小規模の建造物のみ |
木造建築士 | 小規模かつ2階までの木造建設物のみ |
建築士は、建設業界では有名で重要な国家資格です。
建物の設計や施行などをする上で欠かせない存在といえます。
1級建築士の受験資格は、以下のとおりです。
・大学、短期大学、高等専門学校、専修学校で指定科目を修め卒業
・2級建築士資格保有者
・建築設備士資格保有者
・その他国土交通大臣が認めた場合(外国大学卒業者など)
また、2級建築士の受験資格は、以下のとおりです。
・大学、短期大学、高等専門学校、高等学校などで指定科目を修め卒業
・建設設備士資格保有者
・その他国土交通大臣が認めた場合(外国大学卒業者など)
2級建築士では、指定の科目を修め卒業した場合、実務経験がなくても受験資格が得られます。
建築に関する学歴がない場合は、実務経験7年以上で受験が可能です。
建築士の資格取得は、学科試験と設計図面試験の両方に合格しなくてはなりません。
学科試験に合格し、設計図面試験で落ちた場合は、翌年・翌々年に学科試験を免除し受験が可能です。
国家試験の合格率は、1級建築士で約10%、2級建築士で約20%、木造建築士で約30~40%となります。
建築設備士
建築設備士とは、空気や換気などに関する建築設備の知識を証明する資格です。
建築士の上に立ち、設計や工事の管理のアドバイスができます。
資格取得の条件は、以下のとおりです。
・4年生大学の卒業
・1級建築士の取得
・建設設備での実務経験
複雑な建造物の建設では、経験と知識が豊富な建築設備士の資格が有利に働きます。
電気工事士
電気工事士は、2つの種類に分かれます。
電気工事士の種類と仕事内容は、以下のとおりです。
種類 | 仕事内容 |
第1種 | 一般住宅や小規模店舗だけでなく
最大電力500キロワット未満の施設 |
第2種 | 一般住宅や小規模店舗の電気工事 |
資格取得には、筆記試験と技能試験に合格する必要があります。
第2種は年2回受験可能です。
筆記試験は7種類の分野から50問出題、技能試験では複数の項目のうち課題が1つ出題されます。
1級建築施工管理技士
建築工事の設計図などを確認し、工事全体を把握しながら工程管理や安全管理をし工事を完成させる資格です。
建設工事の規模に制限なく携われるため、大規模な建設工事も扱えます。
受験資格については、以下のとおりです。
・大学、短期大学、高等学校卒業者(実務経験年数は学科により異なる)
・二級建築士合格者
・2級建築施工管理技士合格者(実務経験5年以上)
1次試験で学科、2次試験で記述による試験に合格が必要となります。
合格率は、1次試験で35~50%、2次試験で30~50%といわれています。
インテリアコーディネーター
カーテンや壁紙、証明などの幅広い知識を持ち、依頼主の希望に合う商品を提案する仕事です。
受験資格の制限はなく、日本に居住していれば年齢や学歴関係なく誰でも受験できます。
受験は1次試験と2次試験に分かれ、1次試験では学科、2次試験では記述と製図の試験に合格が必要です。
合格率は20~25%といわれています。
まとめ
建設業に携わりたい方は、資格の取得がおすすめです。
専門的な資格を持つと、社内でのキャリアアップや昇給などを得られます。
また、仕事のモチベーションが上がるなど嬉しいメリットが多いです。
建設業で有利な資格や、メリットについて知りたい方は、本記事を参考にしてください。