京和工業 株式会社 https://www.kyowa-ind.jp Thu, 28 Mar 2024 00:55:55 +0000 ja hourly 1 https://www.kyowa-ind.jp/wp-content/uploads/2022/02/cropped-favicon-1-32x32.png 京和工業 株式会社 https://www.kyowa-ind.jp 32 32 移動式クレーンの免許取得はいくらかかるの?クレーンの免許取得に必要な費用や条件を解説 https://www.kyowa-ind.jp/column/486/ Thu, 28 Mar 2024 00:52:03 +0000 https://www.kyowa-ind.jp/?p=486 移動式クレーンをはじめとする各種クレーンを操作するためには免許を取得しなければなりません。 免許取得には教習所に通う費用や受験料などが必要ですが、いったいどれくらいかかるのでしょうか。 この記事では、移動式クレーン免許を […]

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移動式クレーンをはじめとする各種クレーンを操作するためには免許を取得しなければなりません。
免許取得には教習所に通う費用や受験料などが必要ですが、いったいどれくらいかかるのでしょうか。

この記事では、移動式クレーン免許を中心に免許の取得に必要な費用や受験の条件などについて詳しく解説します。

クレーン免許の取得をめざす方はぜひご参考にしてください。

移動式クレーンの免許取得はいくらかかるの?クレーンの免許取得に必要な費用や条件を解説

クレーン免許受験に必要な条件

クレーン免許を受験するためにはどのような条件があるのでしょうか。

満18歳以上であること

クレーン免許を取得するためには満18歳以上でなければなりません。
これは、普通自動車第一種免許と同じ条件です。

しかし、受検するだけなら満18際未満でも可能です。
満18歳から講習を受講可能な教習所が多いのですが、中には満18歳未満でも受講できると教習所もあります。

とはいえ、たとえ受講を完了したとしても満18歳になるまでは、免許を受け取ることはできません。
満18歳以上になれば、たとえ学生だとしてもクレーン免許が取得できます。

普通自動車免許や大型特殊免許などを持つこと

クレーンは公道を走って現場まで行かなければなりません。
そのため、普通自動車免許や大型特殊免許などを所有している必要があります。
クレーン免許を取得する際にあわせてこれらの免許を取得しておくとよいでしょう。

移動式クレーン免許・資格の取得に必要な費用

クレーンもいくつかの種類がありますが、代表的な移動式クレーン運転士免許について解説します。

移動する土台に設置されたクレーン車の運転をするためには、移動式クレーン運転士の免許が必要です。

移動式クレーンは、自由に移動して建築現場などに赴くことができるため、業務の幅を広げることができます。

免許・資格の取得には、概算で以下の費用がかかります。

項目 費用
教習所の受講料(免除資格がない場合) 13万円~16万円
学科試験受験料 6,800円
実技試験受験料 1万1,100円

その他のクレーン免許に必要な費用

クレーンには移動式のほか、小型移動式などがあります。
それぞれの費用を見てみましょう。

小型移動式クレーン

項目 荷重、費用
つり上げ荷重の制限 1トン~5トン未満
免許の取得費(業務経験の有無により受講時間は20時間~13時間) おおむね2万7,000円~5万円

上記の表のように免許の取得費は、業務経験の有無によって幅があります。
積載型トラッククレーンを使った業務に「小型移動式クレーン免許」は必要です。

床上操作式クレーン運転技能講習

項目 種類、費用
取扱い可能なクレーンの種類 テルハ、天井クレーン、ジブクレーン、橋形クレーン
講習受講費 おおむね4万5,000円~5万円

床上操作式クレーンは床上の運転などが可能です。
床上操作式クレーン運転技能講習を受講すればよく、試験を受ける必要はありません。

クレーン・デリック運転士免許

項目 荷重、種類、費用
つり上げ荷重の制限 5トン以上
取扱い可能なクレーンの種類 テルハ、天井クレーン、ジブクレーン、橋形クレーン
免許の取得費(学科と実技を受講) おおむね12万円
免許の取得費(実技のみ) おおむね10万円

「クレーン・デリック」は工場や倉庫、建設現場などでよく使用されています。

関連資格・免許の取得費用

クレーン免許に関連する免許・資格の取得費用を見てみましょう。

玉掛け技能講習(1トン以上)

項目 費用
1トン以上の玉掛(小型移動式クレーン技能講習を受講している場合;3日間の講習) おおむね2万1,000円
1トン未満の珠掛(2日間の特別教育) おおむね1万5,000円

工場や建設現場などにおいてクレーンで重い荷物を持ち上げる際に、荷物をフックに掛けたり外したりする作業のことを「玉掛け」と言います。

講習を受講すればよく、試験を受ける必要はありません。

中型自動車第一種免許

項目 費用
所有する免許が普通免許(マニュアル)の場合 おおむね17万円~24万円
所有する免許が普通免許(オートマ限定) おおむね21万円~27万円

「中型自動車第一種免許」は、トラック搭載型クレーンなどを運転する場合に必要です。

大型自動車第一種免許

項目 費用および年数
教習所の費用 おおむね10円~20万円
必要な運転経験普(中型・大型特殊含む普通免許) 3年

「大型自動車第一種免許」は、オールテレーンクレーン(クレーン旋回体と走行用台車とが分かれる)が公道を走るために必要です。
運転免許試験場で受験する場合は、取得の難度は高くなりますが、費用は安くなります。

大型特殊自動車第一種免許

項目 費用
普通免許を所有している場合 おおむね8万円~9万円
普通免許を所有していない場合 おおむね17万円

「大型特殊自動車第一種免許」は、1つの運転席でクレーン操作と走行が可能なラフテレーンクレーン、トラクターなどの運転が可能です。

まとめ

建設業界や建築業界では、移動式クレーンなどの免許所有者は引く手あまたで、資格保有社員を増やせば会社の業績アップも可能です。

免許取得のために必要な費用は免除資格の有無などで幅がありますが、移動式クレーンの場合おおむね15万円〜18万円ですのでそれほど高額というわけではありません。

移動式クレーンなどの免許とセットで大型自動車第一種免許なども取得すれば、業務の幅も大きく広がるでしょう。

この記事を参考に、ぜひ免許取得をめざしてみてはいかがでしょうか。

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解体工事には免許が必要!取得するべき許可や登録など解説 https://www.kyowa-ind.jp/column/489/ Thu, 14 Mar 2024 00:53:00 +0000 https://www.kyowa-ind.jp/?p=489 工事現場で仕事をしたい方や、よりステップアップしたいと考えている方のなかには「解体工事に携わるのに特別な免許は必要?」 と悩んでいる方も多いでしょう。 そこで今回は、解体工事に必要な免許についてご紹介します。 解体工事に […]

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工事現場で仕事をしたい方や、よりステップアップしたいと考えている方のなかには「解体工事に携わるのに特別な免許は必要?」
と悩んでいる方も多いでしょう。

そこで今回は、解体工事に必要な免許についてご紹介します。
解体工事に必要な免許や必要な技術などを知りたい方は、本記事を参考にしてください。

解体工事には免許が必要!取得するべき許可や登録など解説

解体工事に欠かせない5つの免許

解体工事に必要な免許は、主に以下のとおりです。

・とび技能士
・建築士
・解体工事施工技士
・建設機械管理技士
・土木施工管理技士

解体工事をする際は、上記のいずれかに合格した管理者を選任しなければなりません。
それぞれの資格について詳しく説明します。

とび技能士

とびの技能を認定する国家資格です。
主に以下の技術について認定をします。

・仮設建設物の設置
・仮設建設物の解体
・掘削
・土止

1級は厚生労働大臣、2級は都道府県により交付され、1級の方が難易度は高いです。
高所での作業が多い現場では、とびの知識や技術は必要不可欠。
とび職の仕事に関わらなくても、持っていれば建設現場で役立つでしょう。

建築士

建築業界で名の知れた国家資格です。
建築の構造などを中心に学び、解体工事でも活かせる専門的知識が身に付けられます。

1級は国土交通大臣、2級は都道府県知事より認定され、1級の方が難易度は高いです。
1級を取得すると、建物の建設に重要な設計デザイン業務に携われます。
解体工事のほかにも仕事の幅を広げたい方におすすめの資格です。

解体工事施工技士

解体工事に特化した専門的知識を身につけられ、エキスパートとして現場で活かせます。
国土交通大臣より認定される資格で、決められた講習を受講後修了試験を受けて合格すれば取得可能です。
比較的短期間で取得可能なため、解体工事業の登録や技術管理者として早く従事したい方におすすめです。

建設機械管理技士

建設現場では機械を操作し工事を進めます。
建設現場で機械を操作するには、建設機械管理技士の資格が必要です。

2級に合格すれば油圧ショベルやブルドーザー、1級合格後はトラクターや舗装用建設機械の操作が可能となります。
建設現場の知識だけでなく、機械の操作の知識も身につけられ、現場でより活躍できるでしょう。

1級取得後は、より大きな現場を任される可能性も高まるため、解体工事現場で監督を目指したい方には必要な資格です。

土木施工管理技士

土木工事をする際に現場を管理する主任技術者になるために欠かせない国家資格。
2級では土木における薬剤注入などを学び、1級では河川や道路など場所に合わせた知識を身につけられます。
主任技術者は、現場の施工計画書を作成したり工程を管理するなどの仕事が任されるため、建築業界でキャリアアップをしたい方におすすめです。
ほかの資格と併用すれば幅広い業務に携われます。

上記の資格を受験する際は、指定された年数の実務経験が必要です。
資格や級の種類により必要な実務経験年数は異なるため注意しましょう。

解体工事を始めるには許可や登録も必要

解体工事では免許の取得だけでなく、以下の条件を満たす必要があります。

・建設業許可
・解体事業者の登録

1件が500万円以上の解体工事では、建設業許可が必要です。
建設業許可は5年ごとに更新しなくてはいけません。

また、2019年6月以上に建設業許可の取得や更新をした場合に、解体や土木、建築の許可を得ていない業者は、解体事業者登録が必要となります。

解体工事に必要な技術や受けるべき講習

解体工事に携わる方は、以下の講習を受講し、解体工事をする上で大切な知識を身につけましょう。

・ショベルカーなどの運転技能講習
・クレーンの運転技能講習
・アスベストの建設解体の技能講習

建設現場でブルドーザーやショベルカーなどの3トンを超える建設機械を運転するには、技能講習を受講しなくてはいけません。
一般的な大型車両とは操作が異なり、特別な知識が必要だからです。
解体工事現場では建設機械を使って工事を進めるため、運転ができれば重宝されるでしょう。
長く働くためにも、大切な技術といえます。

また、クレーン車を使用する現場では、5トン未満の車両の操縦が可能な資格の習得が必要です。
クレーン車の講習では、運転技術だけでなく関与する法令や知識を学びます。
クレーン車の操縦ができれば、より幅広い現場に対応できるでしょう。

そして、健康に影響を与えるアスベストが含まれた建物の解体は、誰でも携われるわけではありません。
石綿作業主任者技能講習を受けた作業員を必要とします。
上記の講習では、アスベストがもたらす健康被害などについて学べ、受講すれば重要任務を任される可能性が高まるでしょう。

解体工事現場でより活躍したい方は、必要な免許を取得し講習などで専門的知識を身につけるのがおすすめです。

まとめ

解体工事を行うには、「建設業許可」や「解体事業者の登録」が必要です。
さらに、工事を進めるために建築士や建設機械管理技士などの免許を取得する必要があります。

また、ショベルカーの運転技能教習などを受講すれば操作ができる資格が得られ、より現場で活躍できるでしょう。
解体工事に必要な免許や必要な技術などを知りたい方は、本記事を参考にしてください。

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ゼネコンとは?サブコンとの違いやゼネコンの仕事内容など解説 https://www.kyowa-ind.jp/column/478/ Thu, 29 Feb 2024 05:19:09 +0000 https://www.kyowa-ind.jp/?p=478 誰もが1度は聞いたことがある建設に関する言葉といえば、ゼネコンが思い浮かぶのではないでしょうか。 ゼネコンは総合建設業者のことで、おもに大規模な建設工事や土木工事を請け負う会社です。 ゼネコンは日本の社会発展に大きく寄与 […]

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誰もが1度は聞いたことがある建設に関する言葉といえば、ゼネコンが思い浮かぶのではないでしょうか。

ゼネコンは総合建設業者のことで、おもに大規模な建設工事や土木工事を請け負う会社です。
ゼネコンは日本の社会発展に大きく寄与してきた企業で、道路や橋、港湾施設、大型ビルなど、あらゆる土木工事や建設工事に欠かせない存在です。

ゼネコンは施工管理を中心としているため、ゼネコンの社員が施工そのものを担当するケースはあまりみられません。
しかし、滞りなく工事を完了させるためにゼネコンの果たす役割は大きいといえます。

この記事では、ゼネコンとは何か、ゼネコンの事業内容、さらにはゼネコンとサブコンの違いなど、ゼネコンに関するあらゆる情報について解説します。

ゼネコンについてなんとなく知っているけどよくわからないと思う人は、この記事を読んで理解を深めてみるとよいでしょう。

ゼネコンとは?サブコンとの違いやゼネコンの仕事内容など解説

ゼネコンとは

ゼネコンとは、ゼネラルコンストラクター(General Constructor)の略で、総合建設業者のことです。

ゼネコンは総合建設業者として、大規模な開発事業や公共事業、住宅などあらゆる建設関係の仕事を請け負う会社です。

ときどきニュースでも「ゼネコンが新たに請け負った大型事業にもとづき、新たなインフラ基盤の開発が進められています」といった言葉を耳にします。
この言葉のとおり、ゼネコンは建設を総合的に請け負い、開発を進めている企業です。

ゼネコンは名前のとおり、その総合力に大きな強みを持っています。
長年に渡る実績と経験により品質管理や安全管理、設計にすぐれていることから建設業界にとってなくてはならない存在です。

なお、同じ建設の中でも工場のプラントや生産設備を手掛けるのはエンジニアリング会社と呼ばれます。

日本には世界有数のエンジニアリング会社が存在していて、日本の技術力が世界的に高く評価されています。
合わせて覚えておくとよいでしょう。

ゼネコンと建設会社・工務店との違い

一般的に私たちがよく目にする建設会社や工務店とゼネコンには大きな違いがあります。
それは業務内容の違いです。

建設会社や工務店は設計と施工を請け負うことが多く、一方、ゼネコンは設計、施工のほかに研究開発も行っています。

さらに、大型案件に対する営業活動や国レベルでの大規模な公共工事も手掛けていて、その名のとおり、総合建設業を事業としているのです。

一方、建設会社や工務店は比較的小規模な工事を行うことが多く、専門性や地域性に富んでいる点が大きな特徴です。

請け負う工事も地域のインフラや住宅など、その土地に詳しいという強みを活かしています。
こうした地場に根差した建設会社や工務店は非常に重要な存在であるといえます。

ゼネコンとサブコンの関係性

ゼネコンは規模によって大きく、ゼネコンとサブコンに分かれます。

ゼネコンは元請けとして工事案件を請け負い、請け負った案件を下位の建設会社に委託します。
このときゼネコンから受託するのがサブコンと呼ばれる会社です。
サブコンはさらに各建設会社に工事を発注し、人員や機材を手配します。

こうしてひとつの工事に対して複数の企業による体制が組まれ、実際の工事が進められるのです。

ここでは、ゼネコンとサブコンの違いについて解説します。

ゼネコン

先ほど解説したとおり、ゼネコンは総合建設会社として工事の受注、ならびに工事全体の施工管理を行う会社です。
ゼネコンは規模によってさらに、スーパーゼネコン、準大手ゼネコン、中堅ゼネコンの3つに分かれます。

3つの違いに明確な基準はありませんが、売上や従業員数といった会社の規模によって分類されることが一般的です。

スーパーゼネコン

スーパーゼネコンは売上が1兆円を超える規模の総合建設会社で、現在日本には5社存在しています。
いずれの企業も一度は耳にしたことがある有名な会社ばかりです。

国内の工事案件受注の約10%がスーパーゼネコンともいわれています。
受注案件の多くは建築で、請け負う工事の比率は約25%が土木工事、約75%が建築工事です。

準大手ゼネコン

準大手ゼネコンはスーパーゼネコンと中堅ゼネコンの間に位置する企業で、売上は約3,000億円から4,000億円規模の会社が準大手ゼネコンと位置づけられています。

売上規模はスーパーゼネコンには及ばないものの、かなり大規模な工事案件を請け負うことが多い会社です。
スーパーゼネコンと同様に大型ビルやダム、発電所など大規模な工事案件を取り扱います。

中堅ゼネコン

中堅ゼネコンは売上規模が1,500億円以上のゼネコンを指します。
全国規模ではないものの、地域密着型で柔軟性に富むという特徴があります。
地場に根付いた優良な企業が多いといえるでしょう。

サブコン

サブコンは、サブコンストラクター(Sub Contractor)と呼ばれる建設会社で、ゼネコンから建設を請け負い施工を行う企業です。

ゼネコンが取りまとめの役割を担うのに対して、実際の電気工事や空調設備工事、建築工事、土木工事などを請け負います。
通常、サブコンはある特定領域の工事に特化していることが多く、大規模な工事案件の場合は複数のサブコンが業務を請け負い、それぞれの工事を行います。

ゼネコンの仕事の流れ

ゼネコンが仕事を受注して実際の工事を行うまでの流れは以下のとおりです。

1. 営業活動
2. 工事案件への入札
3. 応札により案件受注
4. 発注元との打ち合わせ
5. 工事計画と設計
6. サブコンや建設会社へ一部業務の委託
7. 施工管理
8. 物件・工事完成後の引き渡し

このように、工事を行う際にはさまざまな手順を踏まなければなりません。
こうした管理や各種事務処理、手続きにも多くの工数を必要とします。

ゼネコンの事業内容

ゼネコンは工事の総元請けとしてさまざまな事業を展開しています。

事業内容は以下のとおりです。

・営業
・設計
・施工管理
・研究開発

それぞれの事業内容について解説します。

営業

営業は工事を受注するために発注者との間で行う活動です。

既存の顧客だけではなく、新規顧客を開拓するため地道な営業活動を展開します。
ゼネコンは長年培った経験と顧客との関係性により組織的な営業活動と最適な提案を行い、新規の工事案件を獲得します。

設計

設計は発注元の持つイメージを具体化し、詳細な設計に落とし込む業務です。
計画書や設計書の作成を行います。

設計の中には意匠設計や構造設計、概略設計など、工事や建設に関連するあらゆる事柄について設計が含まれます。

施工管理

施工管理は工事全般の進捗や品質の管理を行う業務です。
そのほかにも安全管理、原価管理など工事の進行に必要なさまざまな管理を行います。
施工管理の担当者は各種施工管理技士の資格を取得しなければなりません。

研究開発

ゼネコンの大きな特徴のひとつが技術開発です。
施工の効率化、建設機材の自動化などに多額の研究開発費を投じて、建設工事に最先端の技術を取り入れようと日々研究開発を続けています。
こうした研究開発は、すぐに結果が出るものではありません。

しかし、地道な研究により効率的で安全な工事が施工でき、ゼネコンそのものの付加価値を上げているともいえます。

まとめ

今回はゼネコンとは何か、ゼネコンとサブコンとの違い、ゼネコンの仕事などについて解説しました。

あらためて整理すると、ゼネコンはゼネラルコンストラクターと呼ばれる総合建設会社です。
工事の総元請けとして工事案件を請け負い、サブコンと呼ばれる企業に工事を発注し、設計や工事の施工管理を行います。

特に大規模な工事の場合、長年の経験とノウハウにより工事そのものを高品質で安全に進められる点がゼネコンの大きな強みといえるでしょう。

一方、サブコンは専門性のある工事を得意としているため、工事においてなくてはならない存在です。
さらに工事の発注と受注は下位の建設会社に細分化され、こうした建設会社の職人がいるからこそ、緻密な工事が行えるといっても過言ではありません。

ゼネコンの事業内容は営業から始まり、設計、施工管理、研究開発と多岐に渡ります。
こうした総合的なサービスを提供している点が総合建設会社といわれる所以です。

街中で大規模な建設工事を見かけたときには、ゼネコンの会社名をみつけることがあるかもしれません。
そのときには、この記事の内容を思い出しながら建設工事について理解を深めてみるのもおもしろいでしょう。

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クレーン運転士と移動式クレーン運転士の違いについて簡単に解説! https://www.kyowa-ind.jp/column/481/ Thu, 15 Feb 2024 05:19:35 +0000 https://www.kyowa-ind.jp/?p=481 近年、建設現場や工業施設での作業において、クレーン運転士と移動式クレーン運転士の役割が重要性を増しています。 しかし、これらの職種の違いや役割について正確に理解している人は少ないでしょう。 本記事では、クレーン運転士と移 […]

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近年、建設現場や工業施設での作業において、クレーン運転士と移動式クレーン運転士の役割が重要性を増しています。
しかし、これらの職種の違いや役割について正確に理解している人は少ないでしょう。

本記事では、クレーン運転士と移動式クレーン運転士の違いについて簡潔に解説します。
彼らの役割や業務範囲を理解することで、それぞれの職種の重要性や必要なスキルについて深く掘り下げていきます。

クレーン運転士と移動式クレーン運転士の違いについて簡単に解説!

クレーン運転士と移動式クレーン運転士とは

クレーンや移動式クレーンを操作するために必要な技術と資格について知識を深めることは、安全な作業環境を確保し、事故を未然に防ぐために不可欠です。

ここでは、クレーン運転士と移動式クレーン運転士の違いについて詳しく解説します。

クレーンとは

クレーンは、建設現場や倉庫、港湾などで広く使用されている重機です。
一般的なクレーンは一定の場所に設置されており、主に高所からの作業や物の持ち上げ、移動を担当しています。

クレーンにはさまざまな種類があり、天井クレーン、ジブクレーン、クライミングクレーン、橋形クレーン、ケーブルクレーン、アンローダ、テルハ、スタッカー式クレーンなどが挙げられます。

移動式クレーン

一方、移動式クレーンは、その名の通り、原動機を内蔵し、いろんな場所に移動できるクレーンのことを指します。

建設現場や道路工事など、移動が頻繁に必要な場所で活躍しています。
移動式クレーンの特徴は、その柔軟性と機動力にあります。
さまざまな場所での作業に対応することができます。

クレーン運転士と移動式クレーン運転士は何が違う?

クレーン運転士と移動式クレーン運転士の主な違いは、操作する機械の性質や適用範囲にあります。

クレーン運転士

まず、クレーン運転士は、一定の場所に設置されたクレーンを操作します。
クレーンは建設現場や倉庫、港湾などで使用され、一般的に高所からの作業や物の持ち上げ、移動を担当します。

クレーンの作業範囲は比較的限定されており、固定されたポジションからの操作が一般的です。
そのため、クレーン運転士は主に静止した状態での作業を行います。

移動式クレーン運転士

一方、移動式クレーン運転士は、移動式クレーンを操作し、様々な場所での作業を担当します。
移動式クレーンは原動機を内蔵しており、建設現場や道路工事など、移動が頻繁に必要な場所で活躍します。

移動式クレーンの特徴はその柔軟性と機動力にあります。
これにより、様々な地形や環境での作業に対応することが可能です。
移動式クレーン運転士は、作業中に移動しながら操作を行うため、動きながらの作業を行うことが特徴です。

つまり、クレーン運転士と移動式クレーン運転士は、それぞれの機械の特性に応じて異なる作業環境で活動しています。
クレーン運転士は静止した状態での作業を主に行い、一定の場所から物を持ち上げたり移動させたりします。
一方、移動式クレーン運転士は移動しながらの作業を行い、様々な場所での作業に対応します。

クレーン運転士と移動式クレーン運転士の免許取得方法

クレーン運転士と移動式クレーン運転士の免許取得方法は異なります。
それぞれについて詳しく解説します。

クレーン運転士

クレーン・デリック運転士免許が必要です。
この免許を取得するには、労働安全衛生法に定められた国家資格としての試験に合格する必要があります。

この試験は、クレーンやデリックを操作する技術や安全性に関する知識を評価するものです。
試験に合格すると、クレーン運転士としての資格を取得することができます。

移動式クレーン運転士

移動式クレーン運転士の場合、移動式クレーン運転士免許が必要です。
これも労働安全衛生法に基づいた試験を受けることで取得することができます。
移動式クレーン運転士の試験では、移動式クレーンを操作する技術や安全性に関する知識が重視されます。

試験に合格することで、移動式クレーン運転士としての資格を取得することができます。

それぞれの免許は、操作する機械や適用範囲に応じて取得する必要があります。
クレーン運転士と移動式クレーン運転士は、それぞれの作業環境や機械の特性に応じて異なる免許を取得することで、安全かつ効率的な作業を行うことができます。

クレーン運転士と移動式クレーン運転士に詳しくなりたい人は専門家に

クレーン運転士や移動式クレーン運転士に関する詳細な情報や免許取得方法について知りたい方は、専門の教育機関や業界団体に相談することをおすすめします。

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重機オペレーターはどんな仕事?重機ごとに必要な資格についても徹底解説! https://www.kyowa-ind.jp/column/471/ Tue, 30 Jan 2024 01:56:17 +0000 https://www.kyowa-ind.jp/?p=471 建設現場において重機は必要不可欠なものであり、重機を操作できる重機オペレーターは工期を左右する重要な存在です。 しかし、誰でも重機を動かせるわけではなく資格を持った重機オペレーターだけが重機を操作できます。 今回は重機オ […]

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建設現場において重機は必要不可欠なものであり、重機を操作できる重機オペレーターは工期を左右する重要な存在です。

しかし、誰でも重機を動かせるわけではなく資格を持った重機オペレーターだけが重機を操作できます。

今回は重機オペレーターの資格について解説します。

重機オペレーターはどんな仕事?重機ごとに必要な資格についても徹底解説!

重機オペレーターとは

重機オペレーターは建設機械とも呼ばれる重機を操作する専門職のことです。

しかし、重機オペレーターという資格はなく、重機の種類に応じて必要な資格が異なります。

仕事の内容は重機によって異なるため、最初に重機の種類を確認します。

重機オペレーターの将来性

工事現場などで重要な役割を果たす重機オペレーターですが、将来性はどうなのでしょうか。

以下の3つの理由から将来性は明るいと考えています。

・高い市場価値を有している
・労働力が不足している
・復興作業や維持作業でも活躍する

専門職であるオペレーターは現場にとって必要不可欠な存在です。

それだけに、市場価値は極めて高いといえます。

しかも、後ほど解説しますが1つの重機を動かすには複数の資格が必要となるため、多くの資格を持っているオペレーターの存在は貴重です。

建設業界が他の業界よりも高齢化が進んでいるというのも有利な状況です。

引退する高齢作業員の後継者として現場で重宝される存在なのです。

また、自然災害の復興作業や道路の維持管理、除雪などでも重機は大活躍します。

そのため、今後も重機の需要は堅調に推移すると考えられ、操作するオペレーターの需要は高い状態を維持するでしょう。

主な重機の種類

建設現場や土木工事の現場で使用される主な重機をまとめました。

重機名 主な必要免許 仕事内容
油圧ショベル 自動車免許

車両系建設機械運転技能講習

別名はユンボ

整地や掘削作業を行う

フォークリフト 自動車免許

大型自動車特殊免許

フォークリフト運転技能講習修了証

パレットに2本の爪を差し込んで貨物を輸送する
クレーン車 自動車免許

大型自動車特殊免許

クレーン・デリック運転士免許

玉掛け技能講習

長いアームの先端にフックを取り付け、重い荷物を運ぶ
ブルドーザー 自動車免許

大型・小型自動車特殊免許

車両系建設機械運転技能講習

排土を押し出して整地などを行う
高所作業車 自動車免許

高所作業車運転技能講習

クレーンの先端にカゴを取り付け高い場所で作業する
ロードローラー 自動車免許

大型・小型自動車特殊免許

巨大なローラーで地面を固める

必要となる資格

重機を操作するには、重機ごとに必要な資格を持っていなければなりません。

ここでは重機に関する4つの免許を紹介します。

大型自動車特殊免許

1つ目の免許は大型自動車特殊免許です。

重機を公道で走らせるためには運転免許が必要です。

2017年に免許制度が改正されてから運転免許は9種類に分かれていますが、このうち重機に関わるのは特殊免許です。

大型特殊免許があれば。大型特殊自動車も小型特殊自動車も運転できます。ここでは大型特殊免許について解説します。

大型特殊免許はフォークリフト、クレーン車、ブルドーザー、ロードローラーなどが公道を走る際に必要とされる免許です。

大型特殊免許は、通常の運転免許証と同じく自動車教習所などで取得できます。

車両系建設機械運転技能講習

動力を使って自走できる建設機械を操作する際に必要な免許です。

ブルドーザーや油圧ショベルを操作するために必要な免許で、指定の教習所で講習を受けると取得できます。

クレーン・デリック運転士免許

クレーン車の操作やクレーンの一種であるデリックを操作するために必要な免許です。

吊り上げ荷重5トン以上のデリックを運転するには、この資格が必要となります。

免許は全国7か所の安全衛生技術センターでの試験に合格すると与えられます。

あるいは、登録教習機関で学科教習と実技教習を受講したのち、修了試験に合格すると免許が与えられます。

フォークリフト運転技能講習修了証

一般には、フォーク運転免許ともいわれます。

最大積載荷重が1トン未満であれば、フォークリフト運転業務についての特別教育で得られる特別教育修了証で運転できます。

しかし、1トン以上のフォークリフトを運転する場合は技能講習修了証の取得が必要です。

1トン未満の場合は特別教育修了証が、1トン以上の場合は技能講習修了証が必要と覚えておくとよいでしょう。

技能講習修了証を取得するには、各都道府県が認める教習機関で安全技能講習を受講しなければなりません。

学科と実技の技能講習を所定の時間受講したのち、実技試験で合格すると技能講習修了証が得られます。

まとめ

今回は重機オペレーターの資格について解説しました。

各重機ごとに資格が異なるため、必要な資格をそろえるのが大変かもしれません。

しかし、重機オペレーターの将来性を考えると苦労に見合うだけの価値はあるといえます。

この機会に、必要な資格をそろえてみてはいかがでしょうか。

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砂利と砕石を使い分けよう!それぞれの違いやメリットデメリット https://www.kyowa-ind.jp/column/474/ Mon, 15 Jan 2024 01:56:37 +0000 https://www.kyowa-ind.jp/?p=474 駐車場などに石を敷こうする際に、砂利と砕石どちらがよいか悩む方も多いでしょう。 そこで今回は、砂利と砕石の違いについてご紹介します。それぞれの特徴やメリットなどを知りたい方は、本記事を参考にしてください。 砂利(じゃり) […]

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駐車場などに石を敷こうする際に、砂利と砕石どちらがよいか悩む方も多いでしょう。

そこで今回は、砂利と砕石の違いについてご紹介します。それぞれの特徴やメリットなどを知りたい方は、本記事を参考にしてください。

砂利と砕石を使い分けよう!それぞれの違いやメリットデメリット

砂利(じゃり)と砕石(さいせき)の違い

砂利と砕石の大きな違いは、主に以下の2つです。

・形状や大きさの違い
・種類や用途の違い

それぞれについて詳しく解説します。

形状や大きさの違い

砂利と砕石のかたちの特徴は、おもに以下のとおりです。

名称 形状 大きさ
砂利 丸みを帯びている 直径2~5cm
砕石 ゴツゴツで角がある 不揃い

砂利のほとんどは角のない丸いフォルムが特徴です。砂利のサイズは小さめの直径2~5cmで色の種類も豊富。真っ白な色が特徴の白玉砂利や複数の色を混ぜてつくられた五色砂利などがあります。

砕石は、ゴツゴツとしており形状やサイズが不揃いです。特徴的な角ばった形状は、圧をかけた際にしっかりと噛み合います。

つくられかたの違い

砂利と砕石の形状に大きな違いが出るのには、つくられかたの違いが関係しています。詳細は、以下のとおりです。

名称 つくられかた
砂利 海や川、山など
砕石 粉砕機でつくる

砂利は長い時間をかけて山や海で石や岩のかけらが流れ転がってできます。何度も転がるため、次第に角は削れて丸みを帯びていきます。

それに対し、砕石は粉砕機を用いて作り出されます。

砂利は自然からつくられるもの、砕石は人工的につくり出されたものと考えると理解しやすいでしょう。

種類や用途の違い

砂利と砕石の主な用途は以下のとおりです。

名称 用途方法
砂利 ガーデニング、アスファルトの施工
砕石 鉄道のレール下、生コンクリートの骨材

砂利は主にガーデニングなどに使用されます。またアスファルトやコンクリートの施工に混入させて使われる場合もあります。

砕石は、表に記載した以外にも道路の路盤材などに使用され、街のいたるところに用いられる建材です。転がりにくいため、駐車場などにも適します。

砂利と砕石のメリットデメリット

駐車場などに石を敷く際は、それぞれの特徴だけでなくメリットやデメリットを把握しておくことも重要です。
ここでは、砂利と砕石のメリットとデメリットをそれぞれご紹介します。

砂利のメリットとデメリット

砂利のメリットは、主に以下のとおりです。

・粒の大きさが均一
・色など種類が豊富
・雑草対策ができる

砂利は丸いフォルムで粒が均一であるため、敷いた場所が整って見えます。落ちついた色味や華やかな色味などバリエーションに富んでいるので、場所の雰囲気に合わせて選択できるのも利点です。さらに、雑草対策に砂利を敷いておけば、面倒な草むしりの時間を短縮できるでしょう。

反対に、砂利のデメリットは主に以下のとおりです。

・歩きにくい
・砕石より高価

砂利の丸いフォルムは砕石のように石同士がフィットしにくく、歩きにくく感じるでしょう。上から圧を加えても石が転がってしまいます。車のタイヤが石をはじき、車体に当たって傷がつく可能性も。砕石よりも高価なため、敷石にお金をかけたくない場合は不向きでしょう。

砕石のメリットとデメリット

砕石を使用した際のメリットは、主に以下のとおりです。

・圧をかけるとよく締まる
・歩きやすい
・砂利よりも安価

粉砕機によって作り出されるため、不揃いな形状がうまく重なり固定されます。そのため、それぞれの石同士が良く締まり石が転がりにくく歩きやすいです。砂利に比べて、低価格で購入できるのも嬉しいポイントです。

反対に、砕石のデメリットは主に以下のとおりです。

・大きさや色のバリエーションがない
・水が溜まりやすい

砂利に比べてバリエーションが少なく、ゴツゴツした見た目は使用場所が限られるでしょう。水はけが悪いため、地面がぬかるみやすいです。はねた泥水が靴や車につくなど汚れの二次災害を引き起こす場合もあります。

それぞれの特徴を踏まえ、用途に合わせて最適なものを選びましょう!

まとめ

砂利と砕石は、言葉の意味の違いはもちろん、形状や種類などもそれぞれ異なるのが特徴です。
また、砂利は水はけが良い、砕石は安価などそれぞれにメリットがあるため、使用する場所に合わせて選択すると良いでしょう。
砂利と砕石の違いやそれぞれメリットなどを知りたい方は、本記事を参考にしてください。

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抜根と伐採の違いは?抜根の意味や手順費用相場などを解説 https://www.kyowa-ind.jp/column/432/ Wed, 27 Dec 2023 04:03:41 +0000 https://www.kyowa-ind.jp/?p=432 「抜根(ばっこん)」という言葉を耳にすることがあります。 「抜根」とは何を意味する言葉なのかご存じの方は少ないのではないでしょうか。 木の根を抜いてまっさらにする作業のことを「抜根」といいます。 では、なぜこのような作業 […]

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「抜根(ばっこん)」という言葉を耳にすることがあります。
「抜根」とは何を意味する言葉なのかご存じの方は少ないのではないでしょうか。

木の根を抜いてまっさらにする作業のことを「抜根」といいます。
では、なぜこのような作業が必要になるのでしょうか。
また、類語の「伐採(ばっさい)」とはどこが違うのでしょうか。

そこで、抜根の作業目的や作業内容などについて詳しく解説します。
費用相場についても触れていますので、ぜひご参考にしてください。

抜根と伐採の違いは?抜根の意味や手順費用相場などを解説

「抜根」とは

抜根とは、木を切った後の根をまっさらに抜く除業のことです。

1.抜根の目的

A:蜂の巣ができたりシロアリが大量発生したりするのを防ぐ
B:美観が損なわれるのを防ぐ
C:歩行者がつまずくのを防ぐ
D:他の植物を木の根があった所に植えたい

2.抜根方法

A:手で引き抜く
B:車で引っ張って抜く
C:ブルドーザーで掘る
D:手動抜根器で引き抜く
E:抜根機でくり抜く
F:薬剤を使用する

3.注意すべき点

以下の3つの点に注意して抜根をおこなわなければなりません。

① 障害物がある場合は完全に除去できない
コンクリートの下や建物の下などに木の根が張り巡らされていたり、複雑に絡まっていたりした場合は、完全に除去ができない場合があります。

⓶ 土壌が柔らかくなる
あまり深いところまで根が張っている場合、根を抜いたら土壌が柔らかくなってしまうこともあるようです。
あるいは、基礎や配管を傷つけてしまうこともあります。

③ 薬剤を使用する場合も
住宅に根が絡まって抜根できない場合などは、薬剤を使用して根を枯らしてから抜根することがあります。
その場合は、ペットやガーデニングの植物に影響がないように注意が必要です。

自力抜根の手順

抜根は、自分でおこなうこともできます。
自分で行う場合の作業手順は以下のとおりです。

手順1. なるべく離れたところから掘る

シャベルを使って掘るときは、木からなるべく離れたところから掘り始めましょう。
木の根は幹から近いと太く、離れるほど細くなるので作業が楽です。

手順2.ノコギリで切る

ノコギリは、土が付いても切れる専用のものを使うようにしましょう。
通常のノコギリでは土が付着すると切れなくなってしまうので注意が必要です。

手順3.ノコギリの先端を使って引き抜く

切り株がグラグラしてきたら、テコの原理を使って、ノコギリの先端を幹の真下に差し込んで引き抜きます。

根が深いところまで張っている場合は、無理をせず業者に依頼する方がいいでしょう。

「伐採」とは

一方、抜根とよく似た言葉の「伐採(ばっさい)」とは、木を根元で切り、根は残したままにしておくことです。
林業で丸太を生産するためにチェーンソーやノコギリなどを使っておこなわれます。

1.伐採の目的

A:街路樹などが電柱に触れるのを防ぐ
B:庭木で影ができるのを防ぐ
C:落葉がたまるのを防ぐ

2.注意すべき点

伐採の際は以下の4点に注意しなければなりません。

① 電線などが近くにないか確認する
近くに電線がある場合は、感電の危険や気が電線に引っかかって停電となる恐れがあるので、最寄りの電力会社に連絡します。

⓶ 近隣にあいさつをしておく
伐採作業中は騒音も出ますし、ホコリが出たり葉が落ちたりする場合もありますので、あらかじめ近隣の方に了解を得ておくようにしましょう。

⓷ 安全なスペースを確保する
木が倒れる場所には近づかないように周知し、周辺に危険なものはないかを確認します。

④ 特殊伐採も
電柱や建物が近くにある場合は根元からバッサリと切ることができません。

そのため、クレーン車などを使った特殊な伐採方法が採用されているようです。
少しずつ木の上の方から切り、クレーン車で吊り下げ、そのまま運搬します。

伐採・抜根の費用相場

抜根と伐採の費用相場を以下に示します。

1.抜根の費用

A:30センチ未満 3万3,636円
B:30~50センチ未満 5万5,227円
C:50~80センチ未満 8万6,364円
D:80センチ以上 12万9,091円~
※切り株の処分費用や重機費用、穴を埋めて整地にするための費用が別途必要になります。
※1本あたりの平均費用は2万3,634円

2.伐採の費用

A:3メートル未満 1万6,464円
B:3~5メートル未満 2万8,714円
C:5メートル以上 4万1,786円~
※伐採後の処分費用が追加される場合もあります。
※重機を使用した場合は別途、重機費用が必要です。
※1本あたりの平均費用は10,731円

3.伐採と抜根は同じ業者と契約する

切り株を残したままにしておくと蜂の巣ができたりシロアリが大量発生したりするおそれがあるので、伐採をおこなう際に抜根もセットでおこなう方がよいでしょう。

そのほかにも、同じ業者に依頼するメリットとしては、何度も業者を手配する必要がないので、時間や費用が節約できる点があります。

まとめ

「抜根」を中心に、「伐採」との違いや、目的、作業方法、注意点などを中心に解説してきました。

木の根を抜いてまっさらにするのが「抜根」であり、木の根を抜かないで残しておく「伐採」とは異なるものです。

抜根の目的はシロアリや蜂の巣が発生することを防止するなどの目的があります。

また、場所によっては抜根ができないこともありますし、抜根すると土壌が柔らかくなるおそれがありますので、注意が必要です。

抜根も伐採も業者に依頼した場合はそれぞれ費用が発生します。
費用は、幹の大きさによって変わってくるのが一般的です。
良心的で、評判の高い業者を選定することは大切なポイントでしょう。

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重機とはどんな機械のこと?重機の種類や用途についてわかりやすく解説します! https://www.kyowa-ind.jp/column/435/ Tue, 12 Dec 2023 04:04:00 +0000 https://www.kyowa-ind.jp/?p=435 重機という言葉を聞いてどのような機械を連想しますか? 重機は土木現場や建設現場などで使用される大型機械の総称で、人力で施工することが難しい現場で使用されます。 日本の高速道路網整備や高層建築物の建設、ダム建設などで重機は […]

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重機という言葉を聞いてどのような機械を連想しますか?

重機は土木現場や建設現場などで使用される大型機械の総称で、人力で施工することが難しい現場で使用されます。

日本の高速道路網整備や高層建築物の建設、ダム建設などで重機は大きな役割を果たしました。

今回は重機の種類や用途などについて紹介します。

重機とはどんな機械のこと?重機の種類や用途についてわかりやすく解説します!

重機と建機は同じもの

重機と似た文脈で使用される語句に建機(建設機械)があります。

工事などに詳しくない人は、重機と建機にはどのような違いがあるのだろうと考えてしまうかもしれません。

結論をいえば、重機も建機も同じものであり、工事現場などで使用される大型機械のことを意味します。

両者には明確な違いはありませんが、大質量を掘るときなどに使用するものを重機、建設現場などで使用されるものを建機とよぶこともあります。

細かく分類する場合、重機はディーゼルエンジンなどを動力として使用しているものを指すことが多く、建機はガソリン・電気・ディーゼルエンジンなどを動力として使用しています。

大型になればなるほど、ディーゼルエンジンを使用しているものが多くなります。

重機の種類

重機にはどのような種類があるのでしょうか。

ここでは、重機を機能別に2つに区分し、それぞれについて解説します。

掘削や整地で活躍する重機

地面を掘ったり山を削ったりする掘削の場面や、地面を平らにする整地の場面で多く用いられる重機は以下のとおりです。

・油圧ショベル
・ホイールローダー
・ブルドーザー

油圧ショベルは、地面や山の斜面などを削る掘削作業や、土砂を運搬する車両に積み込むといった作業に向いている重機です。

油圧ショベルの先端部分をアタッチメントといいますが、その部分を取り替えることで色々な作業をすることができます。

フォークのような形状のクラップルは、家屋の解体作業や何かを挟んで移動させるときに役立ちます。

ブレーカーとよばれるアタッチメントは、ハンマーともよばれるものでコンクリートの破壊が得意です。

対象物を挟み込むことで粉砕するのがクラッシャーやバクラーで、コンクリート製の建物の解体に役立ちます。

油圧ショベルは掘削・積み込み・破砕・整地など幅広い作業を担当する重要な什器なのです。

ホイールローダーが得意なのは、土砂をすくう積み込み作業と、土砂を押す運搬作業です。

雪国で、ホイールローダーは除雪用として役立っています。

ブルドーザーは前面にブレードが付いた重機で、土を削ったり、前に押し出したり、土を平にしたりするのが得意な重機です。

ブルドーザーの車体の後ろに「リッパー」という鉄の爪をつけると、硬い地面を掘り起こすこともできます。

吊り上げや積み込み、運搬で活躍する重機

吊り上げや詰め込みで活躍する主な重機は以下のとおりです。

・クレーン
・フォークリフト
・ダンプカー

クレーンとは、荷物を吊り上げたり、吊り上げた荷物を水平に運搬するための重機です。

単なる吊り上げ機械はクレーンとよびません。

鉄骨を吊り上げて高い場所に運搬したり、トラックの荷物の積み下ろしなどに使用する場面を見たことがあるかもしれません。

フォークリフトとは、車体の前にある2本の爪で荷物を運ぶ重機で、工場や市場、運送会社の倉庫などで活躍しています。

人の手で運べないような数百キログラムや数トンの重い荷物でも、フォークリフトなら効率よく運搬できます。

フォークリフトは、多くの人が作業する工場や市場で使用される事が多いため、周囲の安全確認が非常に重要です。

前方の視界が妨げられるような荷物を運ぶ際は、特に注意が必要です。

ダンプカーとトラックは、似た意味合いで用いられる語ですが、内容が異なっています。

トラックは、荷物を運ぶ自動車全体をあらわす総称であるのに対し、ダンプカーまたはダンプトラックは、後ろの荷台を動かしておろせる車を指します。

荷台を動かせず、単純に荷物を運ぶものはトラック、荷台に積んでいる土砂や雪などを、荷台を傾けて地面に落とせるものがダンプカーです。

重機を動かすには免許が必要

今回取り上げた物以外にも、様々な重機が存在しています。

これらを操縦するには、原則、免許や資格が必要です。

重機を運転する際は危険を伴うことから、重機による労働災害を防ぐため、技能講習などを受けて資格を取得しなければならないのです。

資格の取得に必要な時間や費用は資格によって異なっていますので、自分が操縦したい、あるいは操縦が予定されている重機があれば、それに絞って資格を取得するとよいでしょう。

重機を操作する人(重機オペレーター)は工事現場で必要不可欠な存在であるため、資格を持っていると就職や転職で有利に働きます。

まとめ

今回は重機の種類や主な重機の用途を中心に解説しました。

建設業界は長年の人手不足を解消できていない業界であるため、他の業種に比べると就職しやすいかもしれません。

より確実に就職するなら、重機の免許や資格を取得した方がよいでしょう。

また、公道で運転する場合は大型特殊免許が必要となる場合がありますので、就職前に取得しておくとよいでしょう。

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がれき類とはどのようなもの?産業廃棄物法での扱いやがれき類の分類、コンクリートくずとの違いを解説! https://www.kyowa-ind.jp/column/426/ Wed, 29 Nov 2023 00:45:07 +0000 https://www.kyowa-ind.jp/?p=426 建設現場ではさまざまな産業廃棄物(以下、産廃)が発生しますが、その一つが「がれき類」です。 産廃は法律によって定められた方法で処理しなければならず、「がれき類」も決められた方法で処理しなければなりません。 本記事では、産 […]

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建設現場ではさまざまな産業廃棄物(以下、産廃)が発生しますが、その一つが「がれき類」です。

産廃は法律によって定められた方法で処理しなければならず、「がれき類」も決められた方法で処理しなければなりません。

本記事では、産廃であるがれき類の位置づけや定義、コンクリートくずとの違いなどについて解説します。

がれき類とはどのようなもの?産業廃棄物法での扱いやがれき類の分類、コンクリートくずとの違いを解説!

がれき類は産廃の1種

がれき類とは、建設現場などで発生したコンクリートやアスファルトのかけらのことです。

廃棄物処理法でどのように扱われているのでしょうか。

ここでは、産廃の定義や法的ながれき類の位置づけについて解説します。

産業廃棄物とは

産廃について知るには、廃棄物についてよく知らなければなりません。

そもそも、廃棄物とは所有者にとって「不要」となったもののことで、一般廃棄物、産業廃棄物、特別管理産業廃棄物、特別管理一般廃棄物などに区分されます。

事業により発生した不要物のうち、廃棄物処理法や関連する政令で定められた20種類のものを産廃といいます。

廃棄物処理法上での位置づけ

廃棄物の処理方法について定めた法律を廃棄物処理法といい、廃棄物の定義や処理・保管の方法、産廃に関する責任の所在や罰則などについて定められています

産廃は、排出した事業者が適正に処理する義務を負い、自分で処理できない場合は専門業者に処理を委託します。

報道などで、災害時に発生する大量のごみを「がれき」と総称することがありますが、法的な意味でのがれき類とは違うため、区別して考えなければなりません。

がれき類とは

がれき類は、工作物を建てたり、修理したり、撤去する際に発生する不要物のことです。

ここで書かれている「工作物」についてですが、法令では具体的な定めがありません。

現在は、家屋やビル、道路など人工的に地面に設置されているもの全般を工作物と呼ぶことが多いようです。

工作物を廃棄する際、がれき類が大量に発生します。

ちなみに、がれき類は産廃全体の15.6%とかなり高い割合を占めています。

がれき類の種類と具体例

がれき類に分類されるのは、建設現場で工事中に発生するコンクリートやレンガ、道路を改修する工事の最中に発生するアスファルトなどです。

鉄道線路を改修する工事で発生する、線路上の砂利も含まれます。

こうした工事で発生したがれき類は、処理の許可を持っている専門業者によって処理されます。

がれき類か判断に迷う産業廃棄物

産廃は、種類によって処理の仕方が異なっているため、厳密に仕分けなければなりません。

しかし、どのように分けるべきか迷うものがあります。

たとえば、コンクリートを作っている事業者が、製造する際に排出したごみや石材を製造する業者が排出したごみなどはがれき類とはみなされず、「ガラス・コンクリート・陶磁器くず」に区分されます。

砕石場で発生した不要な岩石は、「鉱さい」に区分されます。

このように、発生した場所によって同じ素材であってもがれき類に含まれるケースと含まれないケースがありますので、分類する際は、どこで発生した産廃なのか確認しなければなりません。

また、アスファルト乳剤や防水アスファルトは、工事現場で発生したものであっても廃油扱いとなります。

工事現場で発生したものが全てがれき類に分類できるわけではないので、その点にも留意しなければなりません。

コンクリートくずと何が違う?

がれき類もコンクリートくずも、どちらもコンクリートの破片が含まれています。

がれき類と区分する際のポイントは、産廃の区分で紹介した「工作物の新築、改築又は除去」という文言です。

人工的に地面に設置されている工作物を新たに作ったり、改修したり、撤去した際に出たコンクリートのごみはがれき類に区分され、それ以外はコンクリートくずに区分されます。

がれき類の処理方法

建設現場で大量に発生するがれき類は、どのようにして処理されるのでしょうか。

がれき類の97%はリサイクルされているため、埋め立て処分されるケースはほとんどありません。

リサイクルするまでの手順は以下のとおりです。

・重機などで破砕したり、鉄筋などを抜き取る
・固定式粉砕機や磁力選別機で金属類を除去
・ふるいにかけて、さらに金属類を除去

上記の工程を経て、がれき類は再生路盤材や再生砕石、再生骨材などとしてリサイクルされます。

再生路盤材とは、道路舗装の基礎にあたる部分に使用される砂利のような材料のことです。

再生砕石は、建物の基礎部分などに敷き詰められる小石のことで、岩盤を破砕して制作した小石のほかに、再生砕石を用いることもあります。

再生骨材は、アスファルトやコンクリートの原材料のことです。

まとめ

今回は建設現場などで発生するがれき類について解説しました。

コンクリートが含まれていることから、同じ産廃であるコンクリートくずと分類しにくいため注意が必要な廃棄物です。

基本的に、工作物の建設や修理、撤去の際に発生するものががれき類で、それらをのぞいたものが、コンクリートくずとなります。

処分方法について詳しく知りたい人は、専門の事業者に問い合わせてみてはいかがでしょうか。

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砕石と砂利は違う?砕石敷きはどんな時に行う?砕石敷きについて徹底解説します! https://www.kyowa-ind.jp/column/429/ Mon, 13 Nov 2023 00:45:29 +0000 https://www.kyowa-ind.jp/?p=429 道路工事の現場や建設現場などで、細かく砕いた石を敷き詰める光景を見たことがあるかもしれません。 こういった作業を「砕石敷き」といいます。 本記事では、砕石がどのようなものなのか、砕石敷きが必要な4つの場面、砕石敷きの手順 […]

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道路工事の現場や建設現場などで、細かく砕いた石を敷き詰める光景を見たことがあるかもしれません。

こういった作業を「砕石敷き」といいます。

本記事では、砕石がどのようなものなのか、砕石敷きが必要な4つの場面、砕石敷きの手順などについてわかりやすく解説します。

砕石と砂利は違う?砕石敷きはどんな時に行う?砕石敷きについて徹底解説します!

砕石とは何か

砕石とは、自然に存在する岩石を人工的に細かく砕き、土木や建築の資材として使いやすい大きさに加工したものです。

似たような素材に砂利がありますが、どのような違いがあるのでしょうか。

砕石と砂利の違いや砕石の役割について解説します。

砕石と砂利は別物

砕石は、自然の岩石をクラッシャーとよばれる細かく粉砕する機械を使って人工的に砕いて作り出したものです。

形はゴツゴツとしていて、サイズがばらばらです。角があることで敷き詰めた後に圧力をかけるとしっかりかみ合うという特徴があります。

砕石には天然の岩石を砕いたもののほかに、コンクリートなどを破砕して作った再生砕石があります。

一方、砂利は自然の力で小さくなった丸い小石の集まりのことです。

もともとは大きな岩石でしたが、川や海で水の力により削られた結果、丸い形になりました。

海でとれる砂利を海砂利、川でとれる砂利を河川砂利といいます。

また、もともと河川だった場所が平地になると、その部分にも砂利が堆積しています。

そうした場所でとれる砂利は陸砂利と呼びます。

砂利は、庭石として広く用いられています。

砕石敷きとは何か

砕石敷きとは、文字通り道路の路面や建築物の基礎部分に砕石を敷き詰めることです。

砕石を敷く理由は、地盤を強化し、地面を安定化させるためです。

強化された地盤は、その上に立つ建物の重みに耐えられるようになるため、地盤沈下を起こしにくくなります。

建物や道路を安定化させるため、砕石敷きは必要な工程なのです。

砕石敷きを行う4つの場面

砕石敷きが行われるのは、基礎作成・雑草対策・駐車場の整備・アスファルト施工時の4つの場面です。

それぞれの内容を見てみましょう。

建物の基礎を作るとき

先ほども述べたように、砕石敷きには地盤を安定化させる効果があります。

住宅や工場、ビルといった建築物を建てる際に、地盤を整備するために砕石敷きを行います。

砕石を敷きつめてから転圧機を使って上から圧力をかけると、地盤がしっかりと固まるため、建物の重みに耐えられるようになります。

敷地の雑草対策をするとき

砕石を地面に敷き詰めると、雑草が生えにくくなります。

といっても、ただ砕石を敷き詰めればよいというわけではありません。

雑草対策として砕石を敷く際は、以下の点に注意しましょう。

・砕石を敷く前に雑草を抜く
・土地を平らに整地し圧力をかける
・防草シートを敷く

これらの作業を行ってから砕石を敷くと、雑草をかなり抑えることができます。

砕石を敷いた後、なるべく平らになるように表面をならしましょう。

駐車場を整備するとき

駐車場を整備する際も、砕石敷きを行います。

砕石敷きの目的は車の重量に耐えられるようにするためで、建築現場の基礎で砕石敷きをするときと同じ目的です。

アスファルトを使用するのに比べ、砕石は低コストで駐車場整備ができますが、水はけが悪いことや、外観が見劣りする点に注意が必要です。

路面にアスファルトを敷くとき

アスファルトを敷く際も、アスファルトの下に砕石を敷きます。

地面を平らにした後で砕石を敷き、路盤をしっかり修正します。

砕石敷きをいかに丁寧に行ったかで、その後のアスファルト路面の出来がかわってきます。

土地の排水性によって使用する砕石が変わります。

排水性がよく、水があまりたまらない土地であれば薄めの砕石を使用し、排水性が悪い土地であれば、厚めの砕石を使用します。

砕石敷きの手順

砕石敷きの手順は、概ね5つのステップで成り立ちます。

・砕石を敷く場所の面積を測る
・面積に応じて砕石を購入する
・土地を整地する
・地固めをする
・砕石を敷く

最初に、砕石を敷く場所の面積を割り出し、その面積に応じた砕石を購入します。

砕石はホームセンターなどで入手できます。

次に土地の整地を行いますが、整地の良し悪しが、その後の砕石敷きの出来栄えに大きな影響を与えます。

土地を整備する前に、除草作業やごみ拾い、不要な土砂の撤去などをしておきましょう。

土地を平らにする際、土地の形状や面積によっては、重機を入れます。

広い面積の土地で砕石敷きを行う場合は、重機を使って効率よく整地したほうがよいでしょう。

整地が終わったら、砕石を地面に敷き詰めて路盤を作りましょう。

砕石は土地に合ったものを使う必要がありますが、何を使用するべきかわからない場合は、専門の業者に聞いた方がよいでしょう。

砕石を敷き終わったら、上から転圧機などで圧力をかけ、地盤を固めます。

まとめ

今回は砕石敷きについてまとめました。

砕石は人工的に作り出された小さな石であり、天然の砂利とは異なるものです。

角がしっかりあるため、上から圧力をかけたときにしっかり固まりやすいという特徴があります。

建物の基礎作りや雑草対策、駐車場の整備、アスファルトを敷く際などに、砕石敷きを行います。

砕石敷きについて不明な点がある際は、知識やスキルを持つ業者に相談してから行った方がよいでしょう。

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